3東病棟は、ベッド数23床(新生児回復室4床を含む)で、小児科一般・小児外科など、主に0歳から15歳までの小児を対象とした病棟です。感染症や呼吸器疾患の小児患児、停留精巣や、ヘルニア、虫垂炎などの手術を目的とした小児が入院しています。身体的な看護だけでなく、保育士を交えた児の成長・発達に合わせた看護に努めています。その他、成人患者の受け入れも行っているため、新生児から成人患者まで幅広い年齢層の患者が入院しており、それぞれの年齢層と疾患に合わせた柔軟な看護が必要です。
小児の検査入院では、小児科特有のものとして成長ホルモン検査、食物アレルギー負荷試験などがあります。入院の疾患別の特徴は、気管支喘息や気管支炎、肺炎、痙攣等の疾患が多いです。また、RSウイルスによる気管支炎、マイコプラズマ肺炎、胃腸炎などの感染性疾患は年間を通して入院してきています。
新生児回復室の入院後は、必要に応じて育児教育目的の母子入院などを行い、親子の愛着形成を促すとともに退院後の育児への不安軽減に努めています。