診療科としては主に循環器内科、心臓血管外科、腎臓内科、泌尿器科疾患の患者を中心に入院の受け入れを行っています。急性期から慢性期における看護を内科的、外科的に一貫して行っており、入院時より退院後の生活のことを患者さん・ご家族とともに考え、多職種での関わりを持ち支援しています。特に心不全は慢性化しやすく入退院を繰り返すケースが多いです。地域の取り組みとしてハートノートの使用を薦めており、入院中に指導を行い、外来でフォローをしています。
当院では腎機能障害がある患者が専門治療を受けることが多くあり、血液透析を定期的に行う必要があります。そのため、血液浄化室にて維持透析が行われており、透析看護を担当しています。
心臓血管外科は開心術といった大手術を行うため、術前にはハートチーム(メンバー:医師、看護師、検査技師、放射線技師、栄養士、薬剤師、理学療法士、MSW)による合同カンファレンスを多職種参加にて開催し、術前検査、説明・同意書の取得、術中・術後管理までを十分に検討した上で実施する仕組みが確立されています。