薬剤部長
富田 珠美
当院は大分県北部から福岡県東部にわたる24万医療圏の中核病院です。北九州市と大分市・別府市との間で地域完結型医療を提供するために、公的病院として救急告示病院をはじめ、地域がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院、災害拠点病院、指定自立支援医療機関、地域周産期母子医療センター、また医療圏内唯一の小児救急・入院施設として地域医療を支えています。
そのような中で「病む人の身になって、安全で質の高い医療を提供し地域住民の拠り所となるよう努力します」という当院の病院理念を実践するため、薬剤科では患者さま、ご家族の皆様のお気持ちに寄り添った医療をお薬の面からサポートできるよう努めております。
病院の機能が多岐にわたっていますので、調剤などのセントラル業務に加え、病棟業務、チーム医療など病院内はもちろん、その他おくすり講座や学校・がんサロンでの講話など、地域で活動させていただく場も増えています。また、患者さまが安心して治療に専念できるよう、安全かつ有効な薬物療法を切れ目なく提供することができる環境づくりのため、周辺病院や保険薬局とも連携を取り合っております。
私達は医療が進歩していくなか、薬剤師としての専門性を高め、日々研鑽し、互いに助け合い、薬剤科全体でさらに成長しようとしています。これから一歩を踏み出したい業務が、まだまだあります。当院の特徴は各部署間の垣根が低くアットホームで、非常にコミュニケーションがとりやすいことです。そのため仕事もしやすく、とてもやりがいのある職場です。この文章を最後まで読んでくださった薬学生や薬剤師の皆様、ぜひ私たちと一緒に働きませんか。
