研究検査科

当科は、検査科部長（病理医）のもと、臨床検査技師17名（女性13名、男性4名）で業務を行っています。
認定・資格としては、細胞検査士（国内・国際） 2名、超音波検査士（腹部・体表臓器・循環器・血管） 1名、二級臨床検査士（病理、細菌）各1名、有機溶剤作業主任3名、毒物劇物取扱責任者1名、緊急臨床検査士1名、ICLS 3名、BLS 3名、検体採取等に関する厚労省指定講習会受講 14名、タスク・シフト/シェアに関する厚生労働大臣指定講習会受講2名、第1種衛生管理者1名、臨地実習指導者1名が在籍しております。
新たに、認定救急検査技師、心電図検定2級を各1名が取得いたしました。

通常業務は4部門に分かれ、検体検査、細菌検査、病理検査、生理検査を実施しております。
時間外では日直、夜勤者1名と心エコー・心カテ対応（オンコール1名）計2名体制で24時間対応しております。
また、女性技師を専任とした女性外来（生理検査、乳腺外来）の参画、病理術中迅速・細胞診ROSE 検査の対応をしております。
チーム医療としては、糖尿病教室を始めとし、輸血情報の発信や緊急輸血対応の充実に努めております。
感染管理としては、休日の細菌判定業務で迅速な結果報告に務めております。

今年度は、電子カルテの更新、内視鏡室拡大に伴う生理検査室の移設があり、慌ただしい一年でした。
また、新たな取り組みとして、小児循環器エコーの対応や、新規項目として、テイコプラニン、NT-ProBNPを始めました。
来年度は、抗酸菌PCRの院内稼働へ向けて準備を進めております。機器の更新に関しては、以下の通りです。

• 凍結切片作製装置（サクラファインテック）
• パラフィン包埋ブロック作製装置（サクラファインテック）
• ビリルビン分析装置（エルマ）
• 光学顕微鏡画像システム（オリンパス BX43-33）
• 網羅的遺伝子解析装置（ビオメリュー FilmArray Torch）

今後も引き続き、当科のスローガンであります『心温まる患者対応、迅速かつ正確なデータの発信』をモットーにスタッフ一丸となって診療支援に努めてまいります。